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邦光の娘
診療所の医師、向井邦光の娘で、真名の母親。
結婚して嫁いでいたが、夫を事故で亡くしていて現在は未亡人。
性格はおっとり温厚で世話焼き。基本的に面倒見のいい優しいお母さんタイプで、島の男の人気も高い。
が、亡き夫に操を立て、以来父親と邦光の世話をしながら、漁協で事務の仕事をして暮らしている。
主人公のことは「世話の掛かる子ほど可愛い」と半ば母親的に接し、主人公を落胆させて居る模様。
その温暖な性格と美貌から島の男達が放って置くはずもなく、実は島の隠れたマドンナ的存在。
特に漁協長である泰三などはかなり本気で迫っているのだが……当の裕美子はまるで気付かず仕舞い。
そんな折り、島の村長の世話焼きで、なんとか次期診療所医師に主人公を据えようと画策が……。
なんと主人公を裕美子の夫に……というハナシが盛り上がるが、当人は「別に構わない」とアッサリ。
しかしながら主人公が自分のようなオバチャンを選ぶはずもナシ……などと自分を卑下しているのも確か。
趣味:料理を中心とした家事全般。
苦手:下ネタと色恋に疎いこと
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俺たちは漁協の倉庫に移動すると、自分の膝の上に裕美子さんを乗せる。
そっと彼女が腕を絡ませてきた。
裕美子:「ちゅっ……ん、んん……」
軽く胸に手を置くと、身体をすり寄せてくる。
裕美子:「こんな格好……少し恥ずかしいですね……」
修太郎:「お姫様だっこが? でも、俺にとって裕美子さんはお姫様だからいいんです」
裕美子:「もう……私の方が年上なのに……」
修太郎:「じゃあ、俺の王妃様ってことで♪」
裕美子:「うふふっ、奴隷でもいいんですよ。修太郎さんの、愛の奴隷で♪」
修太郎:「ゆ、裕美子さん……それ、ちょっとエッチです」
裕美子:「ふふふ……♪」
修太郎:「そんなこと言われると、俺、暴走しちゃいますよ」
裕美子:「暴走、してはいけないんですか?」
まるでしていいと言っているようだ。
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