2007.3.23 企画・監修 北側寒囲 & シナリオ 佐野晋一郎
ちくしょお、誰だ「今年は暖冬」とか言ったのはーっ。
寒すぎて失禁しそう。
……と。
ご機嫌いかがですか。お久しぶりです、北側です。
ブルームハンドル最新作「秋のうららの」発売から、
早いもので2ヶ月が経とうとしております。
皆様、プレイして頂けたでしょうか?
おかげさまで売れ行きは好調ですっ!
ブルームハンドルの中の人からも、お褒めの言葉を頂きました。
毎晩、全裸で祈り続けた甲斐がありました。
全裸で原稿書いたり、全裸でお弁当食ったり、全裸でテレビ見たり。
佐野:「それ、ただの裸族やん……」
お、来たか。わが最愛の後輩よー。
佐野:「あんた服キライですもんね。
体を締め付けてくる感じがイヤ、とか言って……」
うん。本当は四六時中素っ裸で生活したいのです。
でも通報されたりすると、実家のママが悲しむのでな。
文明人として生を受けた者の背負う十字架ですよ。
それにさー、寒いのも苦手だしよー。
アレだよね。
人は誰しも二律背反でアンビバレンツな悩みを抱えてるよね。
満月の夜は、窓を開けて股間を月光に晒すよね。常識だよね。
佐野:「(完全無視) 最近、どうですか?」
ん? 何がデスカ?
佐野:「新作ですよッ! し・ん・さ・くっ!」
し、しんさ……?
佐野:「ブルームハンドルのっ、次回作っ!
そろそろ取り掛かってるんでしょう!?」
お、おーおーおー! 新作! ニュー・ワーク!
しますか! その話を! しちゃう!?
佐野:「最近、あんたの作る男サブキャラの性格の原型って、
あんた自身なんだなってコトが、分かるようになってきた」
おい照れ臭いぞ。
佐野:「褒めてない褒めてない」
新作かー。うーん。
今、企画を練ってるところなんだよー。
いいアイデアとかある? ちょっと知恵を貸して下さい。
佐野:「アイデア……っすか。そうですねえ」
ナウくてトレンディな、フィーバーしちゃいそうな感じの。
佐野:「あんた本当に28歳か。
あ、コレどうです? オーケストラもの」
おーけすとら? なんでまたいきなり?
佐野:「知らないんですか?
のだめカンタービレ、大人気じゃないですか。
この前、漫画貸してあげたでしょう?」
おおう! のだめ! 読んだ読んだ! すげー面白かった!
確かに人気だし! なるほどなー、オーケストラかー。
佐野:「……あ、でも問題があるか」
え? 問題……? なに?
佐野:「オーケストラって、人がいっぱいいるでしょ。」
そりゃまあ、オーケストラだしね。
あれだな! つまりサブキャラ書き放題だな!
佐野:「書き放題かもしれませんけど……でも。
声優さんとか……すごい人数、必要になりますよ?」
うっ。
佐野:「ヒロインだけでも何人になることやら……
シナリオ、すごい膨大な量になっちゃいますよ。
書き終わるのに、いったい何年かかることか……」
ぬ、ぬう……
確かに一理ある。厳しいな。
佐野:「でしょ?」
むーん。
そういや、この前、ぺこさんとゴハン食べたんだけどさ。
ぺこさん最近、小説のイラストを描いたらしいのね。
佐野:「あ、うかがってます。おめでとうございます」
それでね?
楽器を描くことになったんだって。作中で、エレキギターを。
それが凄く大変だったらしくて。
楽器屋に何度も通って、それはもう念入りにスケッチして、
ようやく描けたって、そう言ってたな〜。
佐野:「うげ、そんなに大変だったんですか……?」
らしいよ〜。楽器は特に難しいんだって。
オーケストラとか、どんだけ楽器あるんだろう?
佐野:「う、うーん……」
ムリだー。いいアイデアだけど、色々と厳しいや。
佐野:「なら、ボクにとっておきの新アイデアがあります」
キミわりとアイデアマンだねえ。拝聴しようじゃないか。
佐野:「時代は触手です。今、触手が熱い。触手萌え。
ノスタルジック田舎触手ふたなり純愛ゲー。これですよッ!」
……ええと。
とりあえずツッコミたいところが何点かあるのですが。
佐野:「聞きません。さあ、企画書にして出しましょうッ
忙しくなってきたああー!」
こ、こら、ちょっと待て。おいっ。
お〜〜〜〜〜〜〜いっ!?
……行っちまった。
と、いうワケで、現在次回作の企画を練っておりますっ。
鋭意製作中! 乞うご期待っ!
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